2023年7月の投稿
9月2日(土)講談「近江の聖徳太子」予定 講談師 四代目 玉田玉秀斎
聖徳太子1400年御遠忌石馬寺秘仏御本尊特別大開帳記念
として、

9月2日(土)午前10時より、石馬寺本堂において講談師 四代目 玉田玉秀斎による講談「近江の聖徳太子」を予定しています。
なんと、石馬寺オリジナルバージョン
で語ってくださいます♪

無料でお楽しみいただけますので、ぜひお参りしてご参加ください



※拝観料500円は別途必要になります
大開帳開扉法要 ご報告
和5年6月10日、一代の住職が一度だけ行うこととされている、まさに一世一代の大開帳の開扉法要

当山開基である聖徳太子の薨去1400年を記念し、70年ぶりに開扉させていただくことに決めたのが、約三年前。
ようやく、その日を迎えました
近江の聖徳太子ゆかりの社寺や近隣寺院、行政、檀信徒の皆さま、御縁のあるたくさんの方々が法要にご参集くださいました

ご参列の皆さまが見守る中、奈良の春日大社を拠点に活動されている公益社団法人 南都楽所による道楽(雅楽)に導かれ、関係社寺の住職・宮司が入堂し、法要が始まりました
以下、次第をもとに簡単な感想も交え、お伝えします


・住持焼香三拝
・献灯 (此の間、奏楽 南都楽所)
⇒ガチガチになりながらも息子が灯火
を運び、しっかりと役割を果たしてくれました


・開扉の偈 ⇒詳細は既に行った投稿を御覧ください
・般若心経一巻 開扉回向
・般若心経三巻 祈祷回向
⇒参列者皆で般若心経を唱える声が堂内に響きました

・来賓祝辞 聖徳太子一四〇〇年悠久の近江魅力再発見委員会委員長 東近江市長 小椋 正清 様
⇒和を以て貴しとなす



・挨拶 聖徳太子一四〇〇年悠久の近江魅力再発見委員会社寺部会長 観音正寺山主 岡村 遍導 猊下

・薩摩琵琶 成徳寺住職 河合宗徹師
⇒薩摩琵琶錦心流の奏者である河合住職により、平和への願い
を込めて「敦盛」を御奉納いただきました。

「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり・・・」
美しく物悲しい調べが、心を打ちました
・聖徳太子一四〇〇年テーマソング「天子の雫」 シュガーヒル様
⇒ご参列の皆さまに歌詞カードを配布し、シュガーヒルさんと共に、皆で歌い奉納しました

素晴らしい歌の奉納に、御本尊様も喜ばれたと思います



・謝辞 石馬寺住職 西 史観
⇒「・・・感謝、感激、感動です」
10分近く
!住職が、御開帳に当たっての思いや感謝を皆さんにお伝えさせていただきました


・退堂 (道楽 南都楽所)
御開帳については、東近江スマイルネット(ケーブルTV)
やNHK、中日新聞、滋賀報知新聞、中外日報、読売新聞、京都新聞
等、多くのメディアでも取り上げてくださいました


秘仏本尊大開帳 予祝インド古典音楽奉納演奏♬
祝福



6月3日、秘仏本尊大開帳の予祝
イベントとして、本堂で奉納されたインド古典音楽を聞いている時、そんな言葉が頭をよぎりました。

前日は大雨警報が発令されるほどの悪天候
で、開催できるか危ぶまれましたが、

当日は嘘のように穏やかな天気となりました

通常は、年に2回のお施餓鬼以外は開けることがない、本堂の大きな正面扉。その扉と、左右の大きな窓を開けると、まるで緑豊かな屋外で演奏を聴いているようでした

gumiさん @gumi_bansuri
によるバーンスリー(竹笛)、 藤沢ばやんさん @fujisawa_bayan
によるタブラ(打楽器)、ひろこさん @hiroko_saraswati
によるスワルマンダル(ハープのような楽器)やトンコリ、ギター、そして歌
インドで研鑽を積んでこられたgumiさんとばやんさんの演奏は勿論ですが、ひろこさんの素朴で力強く、透明感のある歌声も素晴らしく、心に沁みました

また、繰り広げられる音楽と自然豊かで神聖な祈りの空間がよく合い、その情景全体が素晴らし過ぎて泣けてきました
霊山、繖山(きぬがさやま)の中腹にある石馬寺本堂

その正面扉を開けることで、内と外がつながり、天と地がつながる祈りの空間となる
今回の奉納演奏は、石馬寺の可能性を感じる日にもなりました。
予祝は、前もってお祝いすることで、素晴らしい未来を引き寄せること

この予祝のおかげもあり、1週間後に始まった前期大開帳は、おかげさまで素晴らしいものとなりました(#^.^#)
素晴らしい音色
を石馬寺本堂に響かせてくれた、gumiさん、ばやんさん、ひろこさん、サポートの泉ちゃん、

そして時間と空間を共有してくださった皆さん、来られなくても心を寄せてくださった皆さん、
あらためて、ありがとうございました




・近江の聖徳太子サポーターさん投稿動画
・gumiさん投稿動画
