『聖徳太子クスノキ再生プロジェクト』(仮称)が始動!!!
長年石馬寺の本堂を見守ってきたクスノキが
住職と御縁のある彫刻家の伊藤正人先生の手で新しい命を吹き込まれ
聖徳太子として生まれ変わります
聖徳太子1400年ご遠忌の期間に着手することになったのは、偶然のめぐり合わせと言えます
11月19日、秋空の下、数年がかりのプロジェクトが始動
数人で資材を運搬した後、伊藤正人先生が楠に一礼し、チェンソーでの作業が始まりました
クスノキの良い香りが辺り一面に広がり、石段の昇り口まで届いていました
3日目で、直径90cmのクスノキを1つ200kg弱の木塊8つに切り分ける作業が終了
4日目に、切った材を不揃いの石段300段を傷つけないようにしながら慎重に下ろす予定でしたが、雨で危険すぎるため今回は断念し、大量のおがくずの片付けなどを行い、作業終了
続きはしばらく先に延期になりました
下ろした後、聖徳太子になって戻るのは、木材を乾燥させる期間も合わせ8年近く後になります
数日間、泊まり込みで作業してくださった伊藤先生をはじめ、運搬等の作業をしてくださった御縁のある方々、理解し、ご協力くださっている檀家の皆さまに感謝です